歯にも関連性が深い!?ペットボトル症候群について|船橋の歯医者、インプラントの小貫歯科医院

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2023.08.22 未指定

歯にも関連性が深い!?ペットボトル症候群について

こんにちは、受付の白川です! 

8月も毎日暑くてなかなか食欲も出ないことと存じますが、冷たいものばかりでなく栄養価の高いお食事を心掛けていただき、水分補給を忘れずにしっかりと夏バテ対策をしてくださいね。 

またどうしても冷たいアイスが食べたくなる時季ですが、冷たい物を飲食している内に万が一歯にしみてしまったり、キーン!という鋭い知覚過敏の症状が出てしまうようでしたら、我慢なさらずに早急に当院にお電話くださいませ。 

 

本日は皆様に『ペットボトル症候群』についてお話しさせてください。 

ペットボトル症候群とは・・・別名『清涼飲料水(ソフトドリンク)ケトーシス』とも言われ、ジュースやコーラ等の甘い炭酸飲料やスポーツドリンク等の糖分を多く含む清涼飲料水を大量に摂取することで発症してしまいます。 

ペットボトルは自動販売機やコンビニ等で手に入りやすいことから、皆様上記の飲料水を気軽にお飲みになられる方も多いことと存じます。 

身体が水分を欲している時に糖分を多く含む飲料を摂取することで、普段以上に身体が美味しさを感じて何本も甘い飲み物ばかり飲んでしまうと、更に血糖値が上がるという悪循環に陥ります。 

清涼飲料水を飲む→血糖値上昇→血糖値が上がったことで更に喉が渇く→清涼飲料水を飲む→『高血糖』になってしまうということです。 

ペットボトル症候群の症状としましては、著しい喉の渇き、尿量が増える、倦怠感、吐き気等がよくみられます。 

また重症化してしまいますと、意識が朦朧として時には昏睡状態に陥ることもございます 

糖尿病の疾患のある方、もしくは糖尿病の可能性がある方には特にご注意いただきたいです。 

 

上記はあまり歯医者には関係のないお身体の話に感じられますが、歯医者と糖尿病は非常に深い関連性がございます。 

糖尿病の方は炎症に弱く、それにより歯周病の進行が早くまた重症化しやすく、歯周病が糖尿病の血糖管理にも影響を与えてしまいます。 

また歯周病の方は歯茎の炎症によって血糖コントロールが悪化することで、糖尿病のリスクが高まってしまい、相互に悪影響を及ぼします。 

そして最近の研究では、歯周病はきちんと治療していただくと、糖尿病(血糖値)が改善するケースがあることが明らかとなっております。 

歯周病の恐ろしさについては、またいずれこちらのブログで詳細を皆様にお伝えさせていただけたらと思います。 

 

毎日暑くて水分補給は欠かせませんが、水分補給をする場合はお水やカフェインの含まれない麦茶等が最適です。 

夏場は特に上手な水分補給の仕方と歯周病にならないためにも定期的な歯科検診を心掛けていただき、毎日の厳しい暑さを乗り切りましょう!! 

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