こんにちは、受付の白川です!
今年も早いものでもうすぐ半年が経ちますね・・・歳を重ねるごとに1年が早く感じてしまう現象は何故なのだろうかと、ふと考えてしまう時があります(笑)
1日1日を大切に、有意義な時間の使い方をしたいものですね。
本日は虫歯と歯周病の違いについて、皆様にお話ししていきたいと思います。
まず虫歯について。口腔内の虫歯菌が食べ物等により酸性となり、糖を餌にして酸を作り出すことで歯を溶かしていく病気です。
虫歯になる主な原因は、口腔内の虫歯菌の量(虫歯になるリスクの個人差があります)や普段からの磨き残し、また糖をよく摂取することや歯質・唾液の量も原因となります。
症状について、虫歯初期の段階では痛みはありませんが、徐々に歯が溶けて穴が空き、しみてきたり痛みが出てきます。また症状が悪化して虫歯が深くなってしまうと、神経を取る必要が出てきて、最悪抜歯となることもあります。
次に歯周病についてです。歯垢の中にいる歯周病原菌が歯と歯茎の間に入り込み毒素を出すことで、歯を支える骨を溶かしていく病気です。
歯周病になる主な原因は、普段からの磨き残しにより歯垢が歯と歯茎の間に溜まり、細菌が増殖することで発症します。歯垢を溜めたままになってしまうと歯石となり、歯磨きやフロス等自分では取れないものへと進行してしまいます。
症状について、歯肉炎と呼ばれる初期段階では痛みはなく、歯茎の腫れや赤みが出てきます。徐々に症状が進行していくと炎症や出血が出て腫れも大きくなり、次第に膿が出たり痛みが強くなってしまいます。いずれは骨が溶かされ歯を支えられなくなってしまうと、抜歯や自然に歯が抜けてしまいます。糖尿病との関連性も高く、全体的な病気のリスク因子とも言われています。
虫歯と歯周病は原因や症状は異なってくるものの、どちらも放っておくと歯を失ってしまう恐ろしい病気です。
しかしどちらも日頃の生活習慣やセルフケア、歯科医院への定期的な通院(検診)で、予防出来ることです!
小貫歯科医院は予防歯科にも力を入れているので、皆様ぜひ定期的な検診は欠かさずにお越しくださいね♪